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京都の、とある小さな牛乳屋に生まれ、長い独身時代を経て結婚。幸せをかみしめながら、出逢った人みんなに感謝の心を届けられますように。


by milkshop-KT3

くすぐったいの?

うちの店では
牛乳・乳製品の宅配の他
いろいろなチラシをお配りして、商品のご注文(主に食品)も承っております。

中でも人気の定番商品は
北海道のコーンスープ
紀州の梅干
高野山の一口ごま豆腐
などなど…

たくさんご注文くださるお客様もいらっしゃって
まことに、ありがたい限りです。


ご注文いただいた商品をメーカーに発注して
納品された商品を仕分けて配達準備をするのは 私の仕事です。
メーカーから荷物が送られてきたら
まずダンボール箱を開けて商品を確認するのですが
箱の中を見ると たいてい
商品の隙間を埋めるため
時には「ぷちぷち」
時には「発泡スチロール」
そして、時には「新聞紙」が詰めてあります。

この「新聞紙」ですが
ほとんどいつも、くしゃくしゃにして詰めてあります。
古紙回収に出すため、新聞のしわを伸ばしてたたみ直すのですが
ついつい
記事や写真に目が行ってしまいます。

今日は、そんな時に見つけた ちょっと面白い記事をご紹介。


=ゆったり野遊び=
「サルスベリの木は笑う」
真夏の青空に良く似合う花「サルスベリ」。
別名「百日紅」。ヒャクジツコウとも呼ばれています。
実はこの木、「コチョコチョノキ」「クスグリノキ」の愛称があります。
一体どういうこと?

猿でも滑り落ちそうな幹を手でさすると、枝いっぱいの花たちが一斉にケラケラと笑い始める。
30年ほど前、私(記事の著者)は職場のサルスベリで実験しました。
なるほど、風で揺れる動きとは明らかに異なり、クルクルといった感じで小さく動き、いかにも笑っているようでした。
木の特質なのか、花の付き方に秘密があるのか、理由はわかりません。
この時期、子どもたちの前で、枝分かれしている所を脇の下に見立て、人さし指で強くこすります。
すると、何百もの花が一斉に笑い、同時に子どもたちの笑いが起きます。
風の弱い日にお試しを。


この記事の著者は、加茂 光廣さんという方で「人と植物ふれあいコーディネーター」をなさっている方のようです。

初めて読んだとき
「えーっ、ほんまかいな!」
と、にわかには信じられませんでした。
姉にも読んで聞かせたのですが
「うっそぉ!なんでそんな(ことに)なんのぉ?」
と、反応はほとんど私と同じ。
しかしながら、サルスベリの別名が「コチョコチョノキ」「クスグリノキ」と言われているところをみると、あながちウソでもなさそうです。

小さい頃、近所のおうちの玄関先で見かけたサルスベリ。
木肌がすべすべしていて、花も優しい色。
そんなサルスベリを、子供心に「きれいやな」と思っていたものです。
強くこすると花が一斉にクルクルと笑い出すなんて、夢にも思っていませんでした…


あのサルスベリは、今もあのおうちにあるのかしら。


今年の夏は、こっそり行って
実験してみようかなぁ。

「お久しぶり!」って、こすってやると

花たちは、笑ってくれるかしら。






♪みちこ
by milkshop-KT3 | 2010-04-30 00:25 | 日記