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京都の、とある小さな牛乳屋に生まれ、長い独身時代を経て結婚。幸せをかみしめながら、出逢った人みんなに感謝の心を届けられますように。


by milkshop-KT3

地に堕ちたか…

うちの夕食時間は、とてつもなく早いです。
そんなに早く食べて、寝る前までにまたお腹すくんじゃないの、って
周りの人はたいてい そう言います。
でも もう出来上がっている生活習慣なので
さして不都合はありません。
だからといって、遅い時間に食事をしても
それはそれで どうということもないのです。

まぁそれはよしとして。

その 早い夕食の時間
私は 姉と、姪っ子甥っ子と一緒にテレビを見ていました。
番組の1コーナーで
小学生か中学生くらいの子供が料理をするというのがあり
用意されたたくさんの食材の中からどれでも好きなものを選んで
自由に料理をする、という設定のようでした。
料理の先生のような男性も1人いて
不安な場合や困ったときは、その先生が手助けをすることにもなっているようです。

「何を作ろうかなぁ~」
「とりあえず、好きなものなんでも入れちゃえ」
笑顔でキッチンに立つ男の子と女の子。
どうやらこの二人、料理をしたことがないみたい。

女の子は「そばめしが好きだから~」と言い、食材からそばをチョイス。
男の子は隣でイチゴを切り始め…

おいおい、大丈夫か?

次々と、いろんな食材を選んでは加えていく子供たち。
そばめしを炒め、イチゴを加え
野菜を切ったかと思えば
チョコレートを溶かしてその上にかけ
フライパンの上でドロドロにしていきます。

あげく、料理の先生に仕上げをしてもらうのですが
その先生、ケチャップを使って 最後、炒めていました。

出来上がりを試食する本人たち。
「う~ん」
とても食が進みそうもない様子。

あたりまえだろうがっ!!!!

姉も怒りを抑えられない顔で
「こんなん、テレビでやることとちゃうわ!講義の電話したいくらいや!」
私もムカムカしてきました。
「ほんまやなあ、食に対して失礼すぎるわ!」
「どうせ収録終わったら全部捨てるんやで!自分たちで作ったんやから全部自分たちで食べなあかんわ!」
「全部食べきるところもテレビで映さなあかんわ!」

おまけに その料理の先生の締めの一言、これがよくなかった。
「どういうものを作るか決めてから料理したらよかったね」

はぁ?

収録がダメになろうがなんだろうが
子供たちが遊び半分で暴走するのを傍で見ていたのなら
すぐに止めさせて、カンカンになって怒るべきだったよ、センセイ。

日本のテレビもここまで堕ちたか。

怒りと残念さでしばらくの間 姉と唸っていた私。
まったく…

食材はオモチャじゃない!!!
なにやってんだ、N■K!!!




♪みちこ
by milkshop-KT3 | 2011-02-16 23:38 | 日記