京都の、とある小さな牛乳屋に生まれ、長い独身時代を経て結婚。幸せをかみしめながら、出逢った人みんなに感謝の心を届けられますように。


by milkshop-KT3

不妊治療日記 「胚盤胞移植」

4月10日、待ちに待った胚移植の日がやってきました。

受精が確認された卵は、どんどん分割していき、最終的に「胚盤胞」というものに成長するのだそうです。
採卵後の私の体調とタイミングを合わせるため この日まで凍結保存してもらっていた胚盤胞。
とうとうお目にかかれるんだ。
ドキドキ…
ドキドキ…

緊張しながら午後1時に病院に着き、1時半に施術が始まりました。
今回は、麻酔なし。
なので、移植の一部始終をモニターで見ることが出来ました。
モニターは2つ。
おっかなびっくりの私に、看護士さんが親切に声をかけてくださいます。
「こちらの画面に胚が(写っていますよ)」
どうぞご覧下さい、とばかりに右手のひらをモニターの1つへ向ける看護士さん。
その声に 首を少し浮かせてモニターを見ると…
わお。
モニターの中央に大きく映し出されたまん丸のタマゴがあるではないですか。
キミが私のお腹に入ってくれるんやね。

モニターの画像がどんどんズームアウトされ、先生の持つ細い管が画面に映りこんできました。
管がタマゴに近づいて…
と、たちまちタマゴが管の中に吸い込まれて入っていき
先生が管を持ち上げると同時に、タマゴを含んだ管はフレームアウトしました。
(おっ、吸い込まれてったぞ)
もう何も映っていないモニターを必死に見つめる私に
「今度はこちらです」と 看護士さんが別のモニターを指し示します。
その画面では、お腹の中の様子(エコー画像)が映っていました。
モニターから目が離せない私。
すると、画面中央に向かって 先ほどの管がするすると進んで、ぴたっと止まり
少しの後、また戻っていきました。
直前まで管の先があった場所に、白い点のようなものが残されているのが見えます。
先生がモニターを私の正面に向けて中央を指さしながら
「この、真ん中の白いやつです」と言われました。
ほほーう。
出来るだけ首を伸ばして白い点を見つめ
その瞬間、
笑い出したいような、泣き出したいような 不思議な気持ちが湧いてきました。
モニターの中の白い点は、なんだか ひときわ輝いているようでした。

始まってから終わるまで
たった5分。

「今から30分は起き上がってはいけませんので、このまま横になっていてください」
看護士さんの指示通りに、横になって待つこと30分。
スクリーンセーバーに切り替わったモニターをぼんやり見ながら
さっき自分が体験したことを何度も何度も思い出しました。

とうとう
とうとう、移植したんだ。


まだまだ「宿った」とは言えないくらいのタマゴ。
そうは言っても お腹にあることは事実。

夕方、仕事から帰った旦那さんに、機関銃のごとく ぜーんぶ話して
一緒にお腹を撫でました。


無事に大きくなってくれよー。





♪みちこ
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by milkshop-KT3 | 2013-04-18 11:31 | 日記