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京都の、とある小さな牛乳屋に生まれ、長い独身時代を経て結婚。幸せをかみしめながら、出逢った人みんなに感謝の心を届けられますように。


by milkshop-KT3

出産の夢

出産予定日まであと一月あまり。
前回の検診では
「いい感じに下がってきてる」と言ってもらいました。
下がってくるとだんだん胎動が少なくなるらしいのですが
うちの赤ちゃんは、まだまだ毎日よく動いています。

検診の前日、夢を見ました。
なんと、お産直前の場面でした。
夢の中で 私は、分娩台に移動する前の 控え室のような部屋のベッドで
看護士さんからいろんな検査を受けているところで
「今はまだその時やないわ」
と言われていました。
次に再び同じような場面が出て、今度は
「うん、来てるわ」
と言われて、瞬く間に周りがバタバタし始め
私も (おう、いよいよやんか!)と心臓が高鳴りました。
(実際の自分も鼓動が早くなっていたんじゃないかな)
さあ、お産だ!
あれ、でも陣痛がない…?これからなのかな?
と、そこで意識が現実に引き戻されていきました。

「お産する夢を見たわ」

朝、目が覚めて旦那さんに言うと
「無事に生まれた?」と。
「分からへん。生む直前の場面やったから。検査を受けてて…」
夢の話を一通りした後、それまでウン、ウンと聞いていた旦那さん、
「実は、自分もお産の夢を見たんや」と一言。
びっくりして、どういう夢か聞くと
「そのとき実家に居て、生まれた知らせを聞いて、感動しすぎてその場にへたり込んでしまうねん」
ですって!

なんとまあ
夫婦2人して同じ日にお産の夢を見るとは。
しかも
私が お産直前の夢で
旦那さんが お産直後の夢。
それぞれ「お産」の、どの部分に関心が高いかがよく分かります。
私は来るべき出産に対して、少なからず不安や緊張を持っていて
旦那さんは我が子誕生を知る瞬間を、それはそれは楽しみにしている…
そういうことなんだなあ。

しかしそれにしても
「その場にへたり込む」
って…
おまけに
「そのとき実家に居て」
って…
なんじゃそれ!
へたり込むほど感動しすぎるのはいいとしても、せめて産院には来ててよぉって感じ。
ま、夢の中の旦那さんに文句言ってもしょうがないんだけどね。

不安だろうがなんだろうが
出産を乗り越えるのは 私、そして赤ちゃん。

「みんなそうやって産んだはるし、自分だけ出来ひんって事はないから大丈夫。なんとかなる」
って、旦那さんのお母さん。
そうよね。
その通りだね。

「なんとなくの想像」すら出来ない大仕事
だけど
4月、お腹の中にとどまってくれた小さなタマゴが
ここまで大きくなってくれたんだもの。
検診のたびに新しい喜びと安心を与えてくれて
夏以降は、毎日毎日 可愛く力強く動いてくれて
それでもエコーのモニターを通してでしか姿を見ることのなかった赤ちゃんに
ようやく会えるんだもの。


その瞬間が絶対あるって分かるから
きっと私、がんばれるよ。



♪みちこ
by milkshop-KT3 | 2013-11-24 18:48 | 日記