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京都の、とある小さな牛乳屋に生まれ、長い独身時代を経て結婚。幸せをかみしめながら、出逢った人みんなに感謝の心を届けられますように。


by milkshop-KT3

京都シティハーフマラソン

今日は「京都シティハーフマラソン」開催日。

今年で14回目を迎えた「京都シティハーフマラソン」。
朝9時に 平安神宮前をスタートして平安神宮の大鳥居をくぐり抜け
京都御苑・京都国際会館と駆け白川通を通り再び平安神宮へゴール!
計21.0975キロのマラソンコースです。

走るのが大好きな人や
何かにチャレンジしようと参加を決めた人
イベントが好きな人
老若男女問わず
さまざまな人が
さまざまな思いを胸に
さまざまな格好で
早春の京都を駆けて行きました。

 余談になりますが
 ここで私の記憶に残っている格好トップ3をご紹介しましょう。
   ・ウェディングドレス姿のランナー。
   ・ご夫婦ランナーがベビーカーに赤ちゃんを乗せて。
   ・帽子にプロペラがついてるランナー。(タケコプター?)
 面白いでしょ?


父は マラソンや駅伝を見るのが大好きです。
テレビで中継されるたび、一生懸命見ています。
毎年の この「京都シティハーフマラソン」も もちろんお気に入りなのですが
これはテレビでは中継されません。
で、どうするかというと
沿道に出て見るのです。

というのも
このマラソンコース
うちの前を通るんですね。

選手としてエントリーされたランナー達が
早く、規則正しいリズムで呼吸し
腕を振り前を見て
ひたすらに進んでいく姿、その息遣い
やはり沿道で見ると一味も二味も違います。
父はその一人一人に手をたたきながら
「がんばれ!」「ファイト!」「あともうちょっとや!」
と 声をかけます。
いつもと様子の違う日曜日の朝
姪っ子達も見逃すはずがありません。
このときとばかりに張り切って
父と並んで沿道に立ち
真似をしてランナーに声をかけてみます。

最初はちょっと恥ずかしいから、ちっちゃな声で。
すると
何人かのランナーが笑顔を返してくれます。
「ありがとー」と返事がきます。

調子が出てきて、さらに大きな声で応援。
すると
何人かが手を振ってくれます。
そして時には頭も撫でていってくれます。

こうなったらやめられません!
ぴょんぴょん飛び上がって競って大声。
「応援」の目的がすっかり変わってしまいました。
周りにしてみれば騒音です。

軽くたしなめられて家に戻ってくるまでに
そうそう時間はかかりません、ハイ。



9時スタート 11時終了。
「大会当日18歳以上(高校生以下は除く)で、ハーフマラソンを2時間以内に完走可能な者」
これがこの「京都シティハーフマラソン」の参加資格。
11時になると
例えゴールを目前にしていようと
そこで競技は終了です。
沿道からの声援を一身に浴びていた道路上の「ランナー」は
残念そうに歩道に上がった瞬間、「歩道の人」となり
選手輸送車が来るまでの間
ある人は歩道脇に座って待ち
ある人は歩き出し
そしてある人は走り続けます。

規制されていた道路も
すっかりいつもどおりの表情に戻ります。




夕方、少し雪が降りました。
ランナー達が走ってる間に降らなくて、よかったです。


「京都シティハーフマラソン」の参加者の方々
今日はどうもお疲れ様でした。

今年も、元気をありがとう。

来年も、楽しみにしています。




♪みちこ
by milkshop-KT3 | 2007-03-11 21:48 | 日記