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京都の、とある小さな牛乳屋に生まれ、長い独身時代を経て結婚。幸せをかみしめながら、出逢った人みんなに感謝の心を届けられますように。


by milkshop-KT3

そろそろ出番

知り合いより
「例の扇子、贈り物にするからオーダーさせて」
と。
話をいただいたのは、少し前のこと。
「扇子は 末広がりで縁起がいい。贈り物に最適だ」とのこと。
ありがとうございます。

季節的にも そろそろ扇子の出番、であります。

完成品を、6月には渡さなければなりません。
今週中には絵付けを終えてなければ間に合わない!!
急いで描かなくっちゃ!


と、いうわけで

4枚のご注文のうち、3枚まで絵付けが仕上がりました。
オーダーいただいた方のリクエストで
絵のどこかに、それぞれ扇子の持ち主となる方のお名前を入れてあります。
現物をパッと見たところでは まず分からない感じになっています。
写真じゃ余計に分からないだろうな…

そろそろ出番_e0113475_018769.jpg


まさに、世界にただひとつのマイ扇子!
喜んでいただけるといいのですが。

さてさて、残るはあと1枚。
スパートかけるぞー!!





♪みちこ
# by milkshop-KT3 | 2010-05-07 00:28 | 日記

くすぐったいの?

うちの店では
牛乳・乳製品の宅配の他
いろいろなチラシをお配りして、商品のご注文(主に食品)も承っております。

中でも人気の定番商品は
北海道のコーンスープ
紀州の梅干
高野山の一口ごま豆腐
などなど…

たくさんご注文くださるお客様もいらっしゃって
まことに、ありがたい限りです。


ご注文いただいた商品をメーカーに発注して
納品された商品を仕分けて配達準備をするのは 私の仕事です。
メーカーから荷物が送られてきたら
まずダンボール箱を開けて商品を確認するのですが
箱の中を見ると たいてい
商品の隙間を埋めるため
時には「ぷちぷち」
時には「発泡スチロール」
そして、時には「新聞紙」が詰めてあります。

この「新聞紙」ですが
ほとんどいつも、くしゃくしゃにして詰めてあります。
古紙回収に出すため、新聞のしわを伸ばしてたたみ直すのですが
ついつい
記事や写真に目が行ってしまいます。

今日は、そんな時に見つけた ちょっと面白い記事をご紹介。


=ゆったり野遊び=
「サルスベリの木は笑う」
真夏の青空に良く似合う花「サルスベリ」。
別名「百日紅」。ヒャクジツコウとも呼ばれています。
実はこの木、「コチョコチョノキ」「クスグリノキ」の愛称があります。
一体どういうこと?

猿でも滑り落ちそうな幹を手でさすると、枝いっぱいの花たちが一斉にケラケラと笑い始める。
30年ほど前、私(記事の著者)は職場のサルスベリで実験しました。
なるほど、風で揺れる動きとは明らかに異なり、クルクルといった感じで小さく動き、いかにも笑っているようでした。
木の特質なのか、花の付き方に秘密があるのか、理由はわかりません。
この時期、子どもたちの前で、枝分かれしている所を脇の下に見立て、人さし指で強くこすります。
すると、何百もの花が一斉に笑い、同時に子どもたちの笑いが起きます。
風の弱い日にお試しを。


この記事の著者は、加茂 光廣さんという方で「人と植物ふれあいコーディネーター」をなさっている方のようです。

初めて読んだとき
「えーっ、ほんまかいな!」
と、にわかには信じられませんでした。
姉にも読んで聞かせたのですが
「うっそぉ!なんでそんな(ことに)なんのぉ?」
と、反応はほとんど私と同じ。
しかしながら、サルスベリの別名が「コチョコチョノキ」「クスグリノキ」と言われているところをみると、あながちウソでもなさそうです。

小さい頃、近所のおうちの玄関先で見かけたサルスベリ。
木肌がすべすべしていて、花も優しい色。
そんなサルスベリを、子供心に「きれいやな」と思っていたものです。
強くこすると花が一斉にクルクルと笑い出すなんて、夢にも思っていませんでした…


あのサルスベリは、今もあのおうちにあるのかしら。


今年の夏は、こっそり行って
実験してみようかなぁ。

「お久しぶり!」って、こすってやると

花たちは、笑ってくれるかしら。






♪みちこ
# by milkshop-KT3 | 2010-04-30 00:25 | 日記

すごいね

春のちから

ある日のけやき(家の前のグリーンベルトに生えている)
すごいね_e0113475_23363835.jpg















2日後
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さらに2日後
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そしてまた2日後
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そして昨日
すごいね_e0113475_2339298.jpg
















っかぁ~



たいしたもんだ。





♪みちこ
# by milkshop-KT3 | 2010-04-21 23:47 | 日記

初心

誰にもありましたねー
入学式。

4月8日
2番目の姪っ子が
小学校に上がりました。

入学式直前には
風邪をひいて大変だった本人でしたが
当日までにはすっかり元気になって
春のやわらかな陽射しの中
紺色のワンピース
白いブラウスにハイソックス
履き慣れないローファー
ずいぶんと「おねえさん」になった姪っ子は
新しい世界へと出発しました。
桜の花も
まるで彼女のスタートを応援してくれているように
気持ちのいい花吹雪で送り出してくれました。

新しいランドセルには
新しい教科書。


「初心忘れるべからず」

姪っ子の心の中には
頑張ろう
とか
しっかりしなくちゃ
とか
そういうの、ない気がする。

もちろん
やる気満々のスタートも大切なんだけれど
姪っ子を見ていて
「初心」ってば ホントはこういうものなのかもしれない
なぁんて思ったりしています。

ただ ただ 無心

毎日続いたお母さんの送り迎えも なくなって
6年生になったお姉ちゃんとの登校。お友達と一緒の集団下校。
今、いろんな事にアンテナ張ってるんだろうな。
大きな変化に一生懸命慣れようとしてる。
最初は ちょっと疲れちゃうかもしれないね。


真新しい世界。
何が起こるかまったく分からないし
自分に何が起こせるかも分からない。
そんな気持ちを
期待というのか
不安というのか
そんな単語すら知らない ピッカピカの1年生。

それなりにいろんな事を経験して
それなりにいろんな情報が身に付いて
真新しい何かが始まっても
こびりついたオプションでのみ対応する癖がついてしまった私には
これから先、一生かかっても味わえない気持ち。
今だけの その気持ちを
忘れずにいてほしい。
「初心忘れるべからず」なのです。

…しかしまぁ
無心でいる人に向かって、それを覚えとけっていうのも キビシイ注文だわな。


これからの6年間
長いようで、きっとあっという間なんだろう。

たくさん たくさん お友達が出来ますように。
素敵な思い出がいっぱい出来ますように。
いい出逢いがありますように。


初心_e0113475_22585616.jpg





♪みちこ
# by milkshop-KT3 | 2010-04-08 22:59 | 日記

勇気

去る3月14日(日)
仲間たちと一緒につくったコミュニケーションセミナーは
おかげさまで、参加された皆さんにもとても喜んでいただける授業となり
とても嬉しい結果で幕を閉じました。
続いての第2弾計画の話ももちあがり
前回にうまくいったこと、いかなかったこと
両方を活かしての、新たなスタートです♪

そして
次回のコミュニケーションセミナー
5月23日(日)に開催が決定しましたーーー!!!
扱うテーマは
「勇気」

「勇気」と聞くと、みなさんはどんなことを思い浮かべられるでしょうか?

鬼が島へ鬼退治に行った桃太郎?
世界最大級のバンジージャンプに挑戦?
それとも
電車でお年寄りに席を譲ること?
はたまた
「ごめんなさい」の一言…?

人それぞれの人生が違うように
人の持つ「勇気」のイメージもそれぞれ。
だけど
「勇気」を出すときって
きっとみんなドキドキがあるんじゃないかな。
やってみよう
言ってみよう
よし、今!
っていう瞬間の一歩。
気持ちの振り子が次第に大きく速く振れていくのを感じながら
手に入れたい結果へとまっすぐ向かうその姿。

あぁ、いいなぁ。美しいな。
勇気を出して行動する人は、力強く輝いています。
私の持つ「勇気」のイメージは、美しく、力強く輝いたもの、ということになるでしょう。

ところが、ところが。
それが自分のこととなると、とたんに話は違ってくるのです。
実際に自分の中に、そんなドキドキが起こってくると、どう対処していいかよく分からない。
そのままスッといけばいいのに
いざって時に 引き止める自分が顔を出す。
「勇気」が美しく、力強く輝いたイメージがあるにもかかわらず、です。

「引き止める自分」にとって、このドキドキは、嬉しいものではないようです。
だから
(「勇気」を出さなきゃダメなんだろうな)なんて思うような場面からは
出来るだけ自分を遠ざけようとしてしまいがちな私です。

なんでドキドキが嬉しいものではないのかな?

ドキドキを感じながら「勇気」を出す時も もちろんあります。
そして自分の描いた結果になったとき
そんな時は 自分も美しく輝いているのでしょう、たぶん。
でも、反対に
ドキドキを感じながら、せっかく「勇気」を出しても失敗してしまう時があります。
ドキドキから自分を遠ざけようとするのは、失敗を怖がる気持ちがあるからなのです。
「引き止める自分」は、失敗から身を守ろうとしているのですねー。

でも、このドキドキが自分以外の誰かに起こったものだったら…?
誰か 身近な人に起こっていたら…?
そしたら私は、自分のことを棚に上げてでもその人を応援すると思います。
結果がどうであれ 「頑張れ!」って、背中を押してあげたい気持ちになるし また、そうするでしょう。

そうだよね。
結果がよくても悪くても
「勇気」そのものは、美しく、力強く輝いているのですよね。
「勇気」を出して行動すること自体が美しいのであって
描いた結果が手に入って初めて輝くものではないのだな。


「頭では、分かってるんやけどなぁ~」

前回のコミュニケーションセミナーに参加した母は言います。
母にとっても「勇気」って大切なことばみたい。

自分のこと、「自分の身近な人」としてしっかり見てあげられたら
応援して、背中を押してあげられる
そんな気がします。
結果がどうであれ
「よくやった!」って、拍手を贈ってあげられる
そんな気がします。

うーん、「勇気」。
そもそもコヤツはなんなんだ!?

授業がとっても楽しみになってきました。


前回、残念ながら参加を逃された方
今度は是非、お越しください。


お待ちしていまーす♪




♪みちこ
# by milkshop-KT3 | 2010-04-01 23:53 | 日記